皆さん、こんにちは。
プロマネのふじためぐみです。自己紹介は割愛しますので、よろしければ以前の自己紹介記事 をご参照ください。(私以外にもプロマネメンバーがいくつかのプロジェクトを推進中です!)

今日は皆さんに、来週から始動する新たなプロジェクトについてご説明したいと思います。

ひろこさんが以前「ほたて」に​まつわる記事を書かれていましたが、水面下で@ひろこ @まほんぐ (&@ふじめぐさん )により、北海道ぎょれんさんとの取り組みの準備が進んでいました。メンバーシェフの皆さんには定例会などで少しシェアされていましたが、いよいよローンチのタイミングを迎えました!
※こちらの記事には、本日9/12(木)夕刻に配信するプレスリリースの内容も含みます。


なぜ、「北海道ほたて」なの?

実は、Chefs for the Blueを設立した当初から、ひろこさんが温めてきたコラボで、ひろこさんが一番最初にChefs for the Blueで取り組もうとしていた魚種は「北海道ほたて」だそうです。なぜ「北海道ほたて」かというと、日本の魚種の中で”一番サステナブルだから”です。(詳細はひろこさんの記事 をお読みください!)
ただ、北海道ほたては中国への輸出がメインなので、そのころは北海道ぎょれんに見向きもされなかったとか・・・

皮肉にも、昨年8月の中国の日本産水産物の輸入停止がきっかけで、北海道から中国向けのホタテ輸出がなくなったことで、北海道の水産業が大打撃を受け(水産庁からのC-BLUEさんと何か取り組みをしてみては?というアシストもあり)、今回のコラボに至ったわけです。

正直、北海道ほたての全体の売り上げ規模から考えると、今回のプロモーション予算は大した金額ではありませんし、小さな予算ではできることも限られているので、今回の実施施策内容はミニマムです。
ですが、よくある企業プロモーションという捉え方では全くなく、Chefs for the Blueとして発信していきたいことを、北海道ぎょれんさんのプロモーション予算をお借りして、世の中に伝えていけるという、とても意義のある取り組みだと捉えています。

サステナブルな取り組みを始めたいと思っている個人や企業、団体の方々で、何から着手したらいいかわからない方々にとって、非常に取り組みやすい魚種なので、そんな皆さんの第一歩として、「北海道ほたて」がいいですよ!とChefs for the Blueがおすすめすることが、大事なきっかけになると思っているんです。(私はこのプロジェクトに関わるまで、北海道ほたてがサステナブルだということは全く知りませんでしたが・・・)

日本のサステナブルシーフードを代表する「北海道ほたて」を、是非とも、今回のプロジェクトで皆さんと一緒に伝えていきたいのです。

(裏目的としては、C-BLUEとして、今後より一層様々な団体や企業の皆さんと取り組みを拡げていきたいので、今回の北海道ほたての企画をなんとしても良い事例・実績にしていきたいと思っています・・・!!)


ということで、前説が長くなりましたが、北海道ぎょれん(​北海道漁業協同組合連合会)さんと、タッグと組んだ新企画がスタートします!

やさしーフード!北海道ほたてフェア』

<企画背景>
日本のホタテガイ生産量は、2000年以降年間約50万トンと高い生産量を維持し、2023年時点でマイワシに次いで国内で2番目に多く生産されている魚種です。
そんなホタテガイが食べるのは、海中の植物性プランクトン。養殖時も餌を与える必要がないため、コストや環境負荷が少ないうえ、北海道ぎょれんのホタテガイ漁業は国際的なサステナブル認証を取得し、持続可能な資源管理が実践されています。十分な生産量を維持できるうえ、環境負荷も少ない北海道ほたては、日本のサステナブルシーフードの代表格なのです。

そんな「北海道ほたて」のことを皆さんに発信すべく、今回、北海道漁業協同組合連合会(以下:北海道ぎょれん)さんとタッグを組み、サステナブルシーフードを知る第一歩として、「北海道ほたて」をともに発信していくプロジェクトを始動することになりました。

きっかけとなったのは、昨年8月の中国の日本産水産物の輸入停止です。北海道から中国向けのホタテ輸出はゼロになりました。かつて全体の約7割を占めていた中国向けの輸出がなくなったことで、北海道の水産業は大きな打撃を受けています。東南アジアやアメリカなど他国への販路拡大が進む中、私たちは今回のプロジェクトを通して、国内での消費も後押ししたいと考えています。
つまり、日本のサステナブルシーフードを代表する「北海道ほたて」を、日本国内で味わってもらう機会を増やしたい、北海道ほたての美味しさをもっと国内でシェアしたい。そのために今回、Chefs for the Blueのシェフ達が立ち上がりました。

<企画概要>
サステナブルな北海道ほたての国内消費を後押しすべく、東京・京都のメンバーシェフと共に「やさしーフード!北海道ほたてフェア」を開催します。フェア期間中は、3名のメンバーシェフの店舗にて、それぞれのシェフが考案する、北海道ほたてを使った特別メニューが提供されます。企画と連動し、『料理王国』とコラボしたコンテンツも発信されます。

実施施策は大きく2つです。

【1】「やさしーフード!北海道ほたてフェア」
9月〜11月まで5店舗で北海道ほたてのメニューが楽しめます。

⚪︎第1弾:【LATURE / MONICA】オーナーシェフ    室田 拓人シェフ@室田拓人
    開催期間:9月17日(火)〜10月16日(水)
    レストラン・メニュー:
            LATURE     「ホタテと野生茸のフリカッセ」
            MONICA 「ホタテパイ」

⚪︎第2弾:【Don Bravo  / CRAZY PIZZA】オーナーシェフ    平 雅一シェフ@平
    開催期間:10月1日(火)〜31日(木)
    レストラン・メニュー:
            Don Bravo     「ホタテのピザ」
            CRAZY PIZZA TORANOMON     「ホタテのピザ」

⚪︎第3弾:【洋食おがた】オーナーシェフ    緒方 博行シェフ@緒方博行
    開催期間:11月1日(金)〜30日(土)
    レストラン・メニュー:
            洋食おがた     「ホタテフライ    タルタルソース」


入稿データ.png 404.7 KB
↑フェアで配布するリーフレットの入稿データです。

【2】『料理王国』コラボコンテンツ
『料理王国』の誌面とyoutubeでも連動企画が公開されます!

⚪︎『料理王国』10月号(9月6日発売)★発売中★
【ラチュレ】室田シェフ、【ドンブラボー】平シェフの対談記事
ジャンルの異なる2人の料理人が一つの食材を調理し、食材や技法について理解を深める料理王国さんの企画「食材一期一会」。今回、こちらの企画と連動し、【ラチュレ】室田シェフ、【ドンブラボー】平シェフの2人がサステナブルな「北海道のほたて」を使った料理に挑戦しています。

⚪︎『料理王国』youtube 動画
それぞれのシェフつくる、北海道ほたてを使った特別レシピの紹介

前編:【ラチュレ】室田シェフ    「北海道ほたてのパイ包み焼き」

後編:【ドンブラボー】平シェフ「北海道ほたての冷製パスタ」






以上になります!
上記のような取り組みを通して、海の未来を考え、サステナブルな取り組みを始めたいと思っている方、応援したいと思っている方、そんな皆さんの第一歩として、Chefs for the Blueは「北海道ほたて」をおすすめします。
C-BLUE設立以来の悲願の「北海道ほたて」の取り組みを、ブルーコミュニティの皆さんにも一緒に盛り上げていただけたら嬉しいです。

まずは、それぞれのメンバーシェフが北海道ほたての魅力を存分に引き出したメニュー、ぜひこの機会に味わってみてください。(と言いつつ、ブルーコミュニティのメンバーの皆さんと楽しめたらなと思っているのですが、一緒にいきませんか?☺️)

追伸;
皆さん、ホタテはお店でよく使われていらっしゃいますよね?ホタテがサステナブルだということはご存知でしたか?皆さんのホタテにまつわるお話をぜひ伺ってみたいです。